年末にBBQ用の「かんたん着火炭」という黒炭の集成炭を屋内で焚いたら臭いがすごかったので、「成型備長炭」という白炭?を買ってみました。ちくわのような中空の棒状になっていて、炭同士を当てると「キンキン」とガラス質な音がしますので、「かんたん着火炭」やマングローブのBBQ炭とは明らかに違いそうです。(期待大)


備長炭に代表される白炭は着火するのが難しいとの情報を得ていたので、炉の方も火皿を一工夫。炭の下に固形燃料を入れて着火できるようにしてみました。


1回目、欲張って成型備長炭を3本入れたら、固形燃料だけ燃え尽きて炭に火が付きませんでした。

2回目は、炭を一本減らして、空気が通れる隙間を作ってみたところ、

固形燃料が燃え尽きた後、炭の尻に火が着いているのを確認できました。臭いを嗅いでみたら、固形燃料のパラフィン臭がしましたが、炭自体は確かに無臭に近い感じ。これは良い感じ。

この炉は空気の取り込み口がないので、火が付いた方を上に並べ直し、何もしないのは勿体ないので、炉の上には水を入れたシェラカップを置いてみました。(五徳で隙間は付けてます)


結果、炭は1時間半くらいで燃え尽きました。一番熱い頃合いで、湯煎は10秒も指を浸していられない程度(45〜50℃くらい?)に熱くなってましたが、シェラカップに入れた水はちょうどいい風呂加減(40〜42℃くらい?)程度。おでんの保温くらいは出来そうですが、グツグツと加熱調理できるほどの火力はなさそうでした。やっぱり、焚き口がないと、火力が上がらないのかな〜。
【余談】
今回、メスティンの中には、炉の底とメスティンの間に隙間を設ける目的で、新品のダイソー純正・メスティン用網(3合用・300円)を入れてたのですが…


なんやかんやで2時間くらい温水に水没させてただけで溶接部に錆が浮いてきました。


このメスティン網、蒸し料理をするのに使う網のハズなので、湿熱環境での使用が前提となりますが、この程度の温浴時間でも錆が浮くもんなんですかね…。300円商品とはいえ一般的なアウトドアメーカーの網より低価格ですが、いささか残念な品質かも?(アウトドアメーカーの網でもこんな錆は浮くのかな?)